体は小宇宙である

たくさんの人たちが、身体と心はつながっていると理解しています。
とくに先端科学を研究している人たちは人体の複雑な構成、機械などで代替えのきかない人間の神秘性についてよく知っています。

身体は頭や手足などパーツ)」とに語られるものですが、具合が悪い、調子が悪い時には全体として見なければなりません。
しかし現代の病院は内科は内科、外科は外科に分かれている。
薬も医者が作っているわけではありません。
大学病院は大学系列にも左右されます。
患者さんに対する医療の現場でも系列の医者の紹介かどうかで扱いが違ったり、内部でミスをかばいあうというような生々しい話が小耳に人ってくることもあります。

治療の現場では人の命がかかっているので、医者や看護士、とくに看護士のストレスは大変なものです。

「医者がいい加減なことをやっている」「院内の人間関係に疲れた」「人手不足で体力的にキツイ」「ダメな 医者の元で働いている」など、自分一人のカではどうにもならない職務上の悩みを抱える看護士さんも、よく相談にこられます。

「白衣の天使 」と呼ばれる看護士さんたちも生身の人間ですから当然悩みもありますし 、不平不満もある。
しかし、ほとんどの人が高い倫理観を持って職務に励んでおられるので、本当に頭が下がります。

よそで満足されなかった看護士さんが私のところにきて、「この人は決断するだけでなく、方向性を示してくれ る」と感調してくれたり、知り合いの方を紹介してくれるケースもありました。
若い看護士さんの相談としては、「このまま結婚できないのだろうか」「出会いがない」という人、前述のように「威張ったり能力のない医者の下で働いている」というような内容があります。
院内のことだと自分だけの努力では限界もあるので 、医者がどうしょうもなければ病院を変えるという選択肢もあります。
中堅~婦長クラスの方だと、家庭に事情があって仕事との両立に悩んでいる人も見受けられます。
婦長さんの場合は、婦長同士の派閥に悩んでいたり、自分の部下や後輩が自分を追し抜いたり自分と同等のポストにつこうとする時に悩むという話も聞きます。

そういう時は、「あなたは何のために生まれてきたんですか? 派閥のために生きているわけしゃないでしょう?」と言ったりして、 考える視点を変えられるように話をします。

「あなたはツイてる」