尊い生き方とは

人間の生き方で最も尊いのは、名前を世に出すことなく、目立たず、長生きすることではないかなと思います。

今の日本は世界の中でまれに見る幸せな国です。
日本の国民ほど豊かで安全な民族はないと言えます。
それなのに悩んでいる人がとても多いのはなぜなのか。
恵まれているゆえのぜいたくな悩みなのかな、と考えさせられることがあります。

心理学者のマズローの説によると、人間の欲求には5段階あってピラミッド型になっているそうです。
(1)生理的欲求
食欲、睡眠、性欲など、生きるうえで必要とされる身体的欲求

(2)安全の欲求
生命や体の安全や財産保護などの欲求

(3)所属や愛情の欲求
家族や社会に帰属したい、愛し愛されたいという欲求

(4)自我の欲求
属する社会、集団の中で自分の価値を認められたいという欲求。自律の欲求

(5)自己実現の欲求
自分らしくありたい、自分自身が成長、進歩していきたいという欲求
(1)が最も底辺の欲求で、それが満たされると(2)、(3)と欲求が段階的に変化、移行していくという考え方です、言い換えれば、底辺の欲求は原始的、基本的な欲求で、(5)の欲求が芽生えるには(1)から(4)の欲求を段階的にクリアしないといけないというものです。

自分がどの段階の欲求レベルにいるのか、また国家レベルでとらえると日本を筆頭に諸外国はどの段階にあるのか考えてみると、途上国や戦禍にある国の中には、生埋的欲求さえ満たすことができないところもあるのです。

自己実現の欲求まで満たされれば大変幸せなことです。
でも、たとえ自我の・欲求のために汲々とする日々であっても、おなかがいっぱいになり、眠くなって睡眠を取ることに満足できれば、とてもシンプルで満たされた生き方といえるのではないでしょうか。

現代人からすれば「そんなことはつまらない」と思われるかもしれません。

でもそんな素朴でささやかな日常を平凡に生きることこそが真実の幸せではないのかな、と思います。

災い、不安、不満はすべてチャンスに変えられる!