こ相談の最中に、インスピレーションが働いたり霊的な観点での直観が働いてご相談者の方を守っている存在である守護霊が見えることがあるものです。
これはいつでも見える、感じられるというものではありません。
見える時と見えない時があります。
その差は、どうもその人が前向きに努力しているかどうかにかかっているようなのです。
自分勝手な人の場合、その人を守っている存在を私が感知できることは、まずありません。これは守護霊が存在しないというよりも、相談者の意識が自己中心的であること、 真剣さの度合いが足りないことから、本人と守護霊の波長が合わず、 つながりが断たれているのだと私は分析しています。
ですから、悩みを解決したいと考えていらっしゃる方には、自身の信念や考え方はちょっと横に置いて、素直に聞き入れてみるという気持ちを持って欲しいと願っています。
これは決して、私の言うことを何から何まで信じなさい、その通りにしなさい、と言っ ているのではないのです。
その瞬間に真摯に悩みに取り組む姿勢、真剣味が迫力をもって事態を打開する解決策を生み出すのです。
「さあ、お金を払ったのだから、私が満足するような答えを持ってきてごらんなさい」という態度の方、「でも私にはそんなことできない」といちいち否定する方に、どんな言葉をかけたとしても、心に届くことは難しいのです。
また、私がアドバイスさせていただく時は、その瞬間、瞬間の状況やその人の事情を勘案した言葉が無意識に口をついて出ることがあります。
「チャネリングをしているのでは?」「トランス状態なのではないか」という人もいますが、そういう時には何を言ったのか自分自身でも記憶がなく、後から「もう1度聞かせて欲しい」と言われても答えられないのです。
ですから、どんなに古典的な悩みといわれるようなものであっても、「この人はこうだから」と枠にあてはめてとらえるということはできません。