「牡羊座の今日は運気全般低調」
今月の三碧木星は何こともうまく行かない」
「茜南の方角へ行ってはダメ」
テレビや雑誌、インターネットでは各種の占いであふれています。
時勢を見る場合はそれぞれの方式によるべーシうなラインが大体決まっているので、何をみても、「西洋占星術によると今月の獅子座は良くない」などと出ることがあるのです。
でも、あくまで運勢の基本ラインなので、すべてを自分に当てはめて落ち込んだりしないでください。
良い結果が出たら、「よし、この良い運気の流れをキープするように心掛けよう!」と意欲を持てば良いのですし、とても悪い結果が出たなら、それはそれとして「このように警告してくれているんだ」と考えていけばいいのです。
仮に悪い運気の中にいるのなら、悪いなりに対処の方法はあるものです。
ですから「天中殺だから」などと言って心配することはありません。
ただし、どうしても心配なようなら、「運気が悪い」といわれている時期の動きは控えたほうがいいでしょう。
それは運気の低下に注意するというよリは、迷いながら行動することによって混乱が生じるのを避けるためです。
では、運気の基本的な流れと関係なく自分が幸せになるにはどうしたらいいのでしょうか。
・自分が徳のある人間になること
・自分が満たされて余裕を持つ
・ひとつかみでも良い行いをする
答えは非常にシンプルですね。
そして、お金や物でないものをみんなに分け与えれば、何だかわからないけれど周りの人たちの心もホカホ力してくるものなのです。
後は、これまでにも述べてきましたが、悪いできごとが起こってもそれを悪いと思わないようにすること。
良いできごとのためのステップなのだと考えることです。
ただし、落ち込み過ぎている時は思考能力が低下して、前向きに考えることが難しい。
だから自分がリラックスすること、楽しいことをして自分をいたわることは「逃げ」の姿勢ではないのです。
疲れたなら休めばいい。
そうすることも、悩み、苦しみを解消するための積極的な取り組みです。
「ケガをしたのはやっぱり運気がすごく悪くなっているからだ」
「今年は何をやっても成功しないと書いてある。新しく始める仕事も失敗するだろう」
「白が良くないのに、真っ白の寝具セットをもらってしまった。縁起が悪い」
ひとつひとつの現象をそのようにとらえてしまったら、マイナスの運気の流れが改めて形作られてしまうことになります。